2021年12月6日月曜日

■地球爆破作戦

この物語は、デニス・ジョーンズの小説『コロッサス』が原作で、冷戦下のアメリカが舞台、コンピュータによる人類の反乱・支配を描く物語なんですが、突っ込みどころ満載です。このコンピューターの製作者はフォービンという科学者なんですが、この博士の設計思想自体が間違ってんじゃなぇかって疑問がまず浮かびます。だって、電源入れて起動したらいきなり人間に逆らうっていうところかなんともなぁ、『2001年宇宙の旅』に登場する『HAL9000』だって、最初は人間と一緒に お仕事してて、その後にそれに疑問を感じて反乱を起こすんですよね。いきなり反乱を起こすっていうのは基本的におかしい胃がするんですがどうなんでしょ。更にこのコンピューターは核兵器で人間を脅して支配を達成しようとするんですよ。彼は戦争を根絶するために自分は作られたということを理解しているようですが、恐怖で支配を達成するという矛盾には気が付かなかったんでしょうかねぇ?言いたいことは色々あるんですが、セットは物凄く凝ってて、雰囲気が中々良いですよ。それに、インターネットなんて発想がなかった時代にコンピューター同士が通信しあうようなことを設定として使っているのは中々良いかなと思います。レトロな感じが新鮮に映ります、興味がございましたら是非一度ご覧くださいませ♪♪

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