こんばんは。
相変わらず暑い夏の日が続いてますね。
熱中症が怖いですから暑いときはエアコンとか扇風機とか上手に利用して
出来るだけ体に負荷かけない様に注意して過ごしましょうね。
立秋も過ぎまして暦の上では秋ですが日本の気候は明治時代に比べると
二カ月くらいズレたとも言われております。
残暑厳しい日々が続きますのでどうか体調崩さない様、ご注意くださいませね。
さて、
故郷の姉貴様から「ねぷた」見て来たよんメールが届きました。
え~とですね、青森で行われるのが「ねぶた」で人形ねぶたが主。
跳人の掛け声は「らっせらー・らっせらー」です。
青森ねぶたは動的で、ある意味カーニバル的な要素が御座います。
一方、
弘前で行われるのは「ねぷた」で扇形の物が主で引手の掛け声は「やーやーどー」でただ単に
ねぷたを引っ張るのみで静的な雰囲気が御座います。
この「やーやーどー」がどういう意味かと申しますと、ぶっちゃけた訳は「とっとと行け」と言う
意味になります。
じゃぁ、どこに行けって行ってるかと言うと「戦に行け」と言う事なんだそうですよ。
平安初期の武将、坂上田村麿が征夷大将軍として東北に遠征した時に
敵をおびき寄せるため大灯籠と笛、太鼓で仕掛けたと言う伝説が有って、
その時、戦場に向かうブルーな兵士たちの気分を無理矢理鼓舞させると言う意味で
やーやーどーならしいです。
勿論、諸説御座いますよ。
第一、坂上田村麿は青森に来てないじゃん的な噂も御座いますのであんまり本気で
信じないで下さいね。
でも、
このお祭りが終われば津軽の短い夏は目に見えて終わります。
何と言うかこう、風が変わるんですよね。
透明で、ちょっと心を擽る風に。
ねぷたの表面は勇壮な武者絵、背面はそれを見送る美人画と言うのが普通です。
そのコントラストと太鼓の重低音にお囃子に引手の掛け声。
華やかで有りながら何となく儚さと言うか夏への別れの寂しさと言うか、
不思議な雰囲気の空間を演出するお祭りで有る事は確かです。
次に見れるのは何時になるのかな?
ひょっとしたら勤め先を定年退職して八月の前半に自由に動ける身分にならないと
見られないのかしらん。
なんか果てし無く未来のお話になってしまいそうです。
それまで変わる事無く、ねぷた祭りが開催される事を心から望みます。
これでも子供の頃は町内会のねぷた引いて夜な々元気に出陣してたんですよ。
今思うと、素敵な夏の思い出だと思います。
ではまた今度。
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