2022年10月4日火曜日

■ルポ 誰が国語力を殺すのか 石井光太著(文芸春秋 税込1760円)

ここ最近、「マジ」と「ヤバい」と」「ウザい」だけで会話する人が増えてるなって思ってて、これが続くとどうなるかを明示してくれたのがこの本です。主語と指示語を省略して会話するとどんな誤解が発生するか、語彙力が低下するとどんな問題が起こるのか具体例を挙げて詳しく説明されています。この本は子供たちの行く末を憂いているのと同時に解決策も明示してるんじゃないかって思います。ちょっと前には「かわいい」だけで会話する風潮が有りましたが今のマジ・ヤバイ・ウザい・はこの”かわいいが”かわいくも思えます。日本語がどうあるべきか、少し考えてみる時期に来てるんじゃないかな、マスコミ、特にテレビ放送含めて言葉とは何か改めて意識することを促してくれる一冊でした。































ルポ 誰が国語力を殺すのか 石井光太著(文芸春秋 税込1760円)

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